2005年 04月 11日
今日のニュース
藤本だ~逆転サヨナラ打!!
九回、サヨナラ打を放ちガッツポーズの藤本にベンチのナインも喜びを爆発! 奇跡、神がかりの大魔神攻略や。0―1で九回二死無走者。ここからドラマが始まった。代打・町田、赤星のヒットと二盗で二、三塁。藤本敦志内野手(27)が決めた。左越えの逆転サヨナラ打だ。あまりに劇的な逆転勝利に超満員の甲子園が沸き返った。開幕から3カード連続の勝ち越しで首位堅守。こら、ホンマに強いわ。 ほとんどだれもいなくなったベンチ裏に、ポツンとたたずんでいた。お祭り騒ぎのスタンドの音が、少し遠くに聞こえる。甲子園の空気を独り占めにしたヒーローは、ゆっくりと余韻に浸っていた。最高に渋い横顔の主は藤本だった。 1点ビハインドの九回二死二、三塁。二死無走者から町田、赤星がつないでつかんだチャンス。「自分に回ってくると思ってました。つないでくれて感謝してます」。仲間のおぜん立てを無駄にはできなかった。 1―2からの4球目。外角に逃げ落ちる130キロ、フォークボールに食らいついた。バットの先気味だったが、打球は左翼手の頭上を突破した。「最後に左手でグッと押す感じ」。オフに徹底的に取り組んだ左腕強化が実を結んだ。2走者を迎え入れた逆転サヨナラ打は努力の結晶だ。 集中していた。打席に入る前、岡田監督から「自分のスイングをしてこい。ヒーローになってこい」とゲキを飛ばされたが、半分しか聞き取れていなかった。「自分のスイングをしてこいといわれました。でも、ヒーローの方は…。とにかく興奮して、集中してました」。すべての雑念を捨て、藤本は自分のバットに運命を預けていた。 佐々木を攻略した意義は大きい。ネクストバッターズサークルでは配球に注目した。「フォークが多かった。何とかそれを見極めれば」と分析すると、その通りにフォークを狙い打った。横浜にとってみれば、守護神を崩されたショックは計り知れないだろう。 03年日本シリーズ第3戦でサヨナラ犠飛は経験済みだが、公式戦でのサヨナラ安打は初体験。喜びのお立ち台では「何がなんだか分からないですね」と爆笑を誘い、最後は「チーム全員があきらめない姿勢を持っている。もう一度、おととしのように優勝したい」とV宣言で締めた。 ムードは最高のまま首位をキープ。これ以上ない形で開幕から3カード連続の勝ち越しを決めた。サヨナラ打を放った直後、ナインから手荒い祝福を受けた。小突かれても、ユニホームを脱がされそうになっても、笑顔があふれた。「みんなで一緒に喜びを分かち合えるから。野球をやっててよかった」。野球人として最高の瞬間を、藤本は存分に味わった。 明日から巨人をぶったおすぞーーーー\(^o^)/
by tamachan-1018
| 2005-04-11 23:22
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